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日本の女性警察官の制服のスカートが廃止されることが、中国のSNS上で大きな注目を集めている。資料写真。
日本の女性警察官の制服のスカートが廃止されることが、中国のSNS上で大きな注目を集めている。
中国メディアの環球時報は24日、日本の報道を引用する形で、警察庁が4月から女性警察官の制服のスカートを全面的に廃止し、ズボンに統一することを伝えた。全国の警察官約26万人のうち女性の割合は11.7%に達しており、犯罪捜査や交通規制など現場での業務に携わる女性警察官が増えているが、スカートは動きにくく着用率が低いという。
日本では1976年以降、女性警察官がスカートとズボンのどちらも選べるよう規定されていたが、実際の勤務時には利便性の観点から9割以上がズボンを選んでいた。26の都府県ではすでにスカートを支給しなくなっているが、警察庁は制服の様式を統一することを決めたという。
このほか、夏の暑さ対策として、ワイシャツを速乾性に優れたポロシャツに変更したり、「活動帽」と呼ばれる帽子をメッシュ素材にし、交番の中などでは脱いでも構わないことにしたりするという。
この話題は中国のSNS・微博(ウェイボー)で一時トレンド1位に浮上。ネットユーザーからは「中国人民は反対を表明する」「制服の魅力がなくなってしまう」と否定的な声が上がる一方で、「(女性警察官の)スカート姿がいいっていう男は、自分で(スカートを)履きなさい」とたしなめるようなコメントが寄せられ、多くの共感を集めた。
また、「警察官の(式典などの)礼服はスカートがあってもいいけど、勤務中にスカートは不便すぎる」「緊急事態への対処にスカートはキツい。ズボンへの変更は賢明」「この措置は文明的だ」「もっと早くこうすべきだった」「ズボンだけでなく、通気性の高いポロシャツを取り入れるとは。日本の警察庁は本当に現場の人間の意見を取り入れているな!」といった声が上がった。
このほか、「客室乗務員も(ズボンに)改良すべき」「今は航空会社も続々とパンツスタイルに変え始めている。今年乗った便はほとんどズボンだったよ」「終わった。(名探偵)コナンはどうするのか」「(名探偵コナンの作者の)青山剛昌氏、描き直しか?」「コナンでも今後、女性警察官はズボンになるだろうな」「日本の学生服も同じだと思う。短いスカートでは活動に不便だ」「(日本で)女子生徒が冬もスカートを履かなければならない規則はいつなくなるのか」などのコメントが寄せられている。(翻訳・編集/北田)
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