サッカーのワールドカップ（W杯）北中米大会アジア最終（3次）予選グループCで中国代表がオーストラリア代表に0-2で敗れたことについて、中国メディアの観察者網は「W杯直通に無縁となった」と伝えた。

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25日に浙江省杭州市で行われた試合は、オーストラリアが前半16分にジャクソン・アーヴァインのシュートで先制すると、同28分にはニシャン・ヴェルピライのシュートを中国のGK王大雷（ワン・ダーレイ）が後逸して0-2。試合はそのまま終了し、中国は破れた。

グループC はこの日の試合で各チームが10試合中8試合を消化した。すでに予選を突破しW杯本大会出場を決めた日本が首位（勝ち点20）、2位がオーストラリア（同13）、3位がサウジアラビア（同10）、4位がインドネシア（同9）、5位がバーレーン（同6）、6位が中国（同6）となっている。

各グループ上位2チームがW杯本大会に出場し、3、4位のチームはプレーオフに回る。中国は残る2試合に勝利しても2位以内に届かず、同記事が言うところの「W杯直通」の道は断たれたことになる。

中国のネットユーザーからは「あれ（前回のW杯出場）から30年、落ちぶれたものだな」「ホームなのに前半で2失点。もう解散しろよ！」「また天文学的な予選突破の確率を計算する時が来た」「解散してくれないかな。国の代表でなければ、賭博してくれても、（高級食材の）ナマコを食ってもらっても、好きにしてくれたらいいから」「まだ代表に期待してる奴なんているのか？」など、冷めた声が多く上がった。

最下位に沈む中国だが、6月に行われる残りの2試合の相手は4位インドネシアと5位バーレーン。2連勝すればプレーオフ進出が見えてくる。（翻訳・編集/北田）