拡大
ボアオ・アジアフォーラムの報告書は、アジアの経済成長率は今年4.5%が見込まれ、購買力平価で算出した経済規模の世界に占める割合は48.6%に達すると予測しています。
ボアオ・アジアフォーラム年次総会が25日から28日まで中国南部の海南省ボアオ(博鰲)で開催されており、今年のテーマは「変化する世界の中でアジアの未来を共に創る」です。25日午前には、「アジア経済の見通しと一体化プロセス2025年度報告」が発表されました。
報告書は、世界経済の主要なエンジンの一つであるアジアの経済成長率は今年4.5%が見込まれ、購買力平価で算出した経済規模の世界に占める割合は48.6%に達すると予測しています。中国、インド、ベトナム、フィリピン、モンゴル、カンボジア、インドネシアなどのアジア各国では、引き続き5%を超える高い成長率が維持されると分析しています。
分野別に見ると、貿易分野ではアジアの物品貿易の伸び率が徐々に回復し、サービス貿易は急速な成長を維持しており、特に中国の物品貿易とサービス貿易はともに過去最高を更新し続けています。
投資分野では、世界的な外資のアジア経済圏に対する依存度は変動しながらも上昇傾向にあり、近年では60%前後に達しています。中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)は依然として外資にとって最も魅力的な投資先として位置付けられています。
イノベーション分野では、アジアの研究開発投資の強度と特許出願件数が他地域を大きく上回り、世界的な科学技術革新の主役として台頭しつつあります。アジアは新たな産業革命の最前線に立っていると評価されています。
報告書は、「数多くの課題に直面しているにもかかわらず、アジア経済圏、特に中国やASEANは新たな潜在力と発展の可能性を示し続けている」との見方を示しました。(提供/CRI)
Record China
2025/3/26
Record Korea
2025/3/26
Record China
2025/3/26
華流
2025/3/26
Record China
2025/3/26
Record China
2025/3/25
ピックアップ
この記事のコメントを見る