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中国の春の転職調査でAI業界志望が半数以上を占めました。
中国でこのほど発表された「2025年春季従業員転職動向調査研究報告書」によると、転職意向がある、または転職活動を始めた調査対象者のうち、人工知能(AI)関連業界への転職を希望する人は全体の57.2%を占め、うち「新しい職業の方が発展の見通しがある」と回答した人が24.3%、「賃金水準が高い」と回答した人が21.5%、「自分に挑戦することはより大きな達成感がある」と回答した人が11.4%となったことが分かりました。
この報告書は中国の人材紹介サイト「智聯招聘」がアンケート形式で調査した結果をまとめたもので、有効回答は3万7980件でした。調査結果によると、2025年春季において従業員が転職したいと考える最も大きな理由は、「賃金水準と福利厚生待遇に不満がある」で、全体の48.1%を占め、昨年調査時の47.4%を上回りました。また次に多かった理由として「会社の将来に不安を感じるから」(35.3%)などが挙げられています。
調査によると、業界別では、転職意向がある、または転職活動を始めた従業員のうち、49.2%の人がAI業界への転職を狙っており、次いで新エネルギー41.7%、ハイエンド製造36.3%、住民サービス業24%、越境EC14.8%と続いています。
また、職種により転職意欲の差も見られます。製品関連職の転職意欲が最も強く、その転職指数(指数が高いほど転職意欲が強い)は3.66に達しています。続いて運営職が3.61、人事関連職の転職指数は3.49と最も低かったということです。
転職する際に何を最も重視するかについては、賃金水準と福利厚生が75.4%と昨年の67.3%を上回り、ワークライフバランスが35.5%、キャリアアップが30.7%と続いています。(提供/CRI)
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