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スワトー湾の海底高速鉄道トンネルが貫通しました。
中国初の時速350キロで設計された海底高速鉄道トンネル「汕汕高速鉄道汕頭(スワトー)湾海底トンネル」で26日、シールドマシン「永平号」が4年間にわたる「横断の旅」を終えて、全線が貫通しました。これは中国の高速鉄道技術が海洋へ延伸する上での一里塚であり、地域の経済発展にも大きなエネルギーを注入するものとみられています。
汕頭湾海底トンネルは中国南東部の広東省汕頭市汕頭湾に位置し、汕汕高速鉄道の全線が制御プロジェクトです。トンネルは全長9781メートルで、うち汕頭湾の海底区間は2158メートルあり、シールド工法で掘削され、シールドマシンの掘削直径は14.57メートルで、世界最大直径の海底高速鉄道トンネルとなります。
この工事は2016年から2025年までの10年をかけて進められ、9781メートルを横断しました。それはまるで「海底の蛟竜」のように汕頭湾を北東から南西へと斜めに横断し、珠江デルタと広東・香港・マカオグレーターベイエリア(粤港澳大湾区)を結んでいます。
汕汕高速鉄道は、広州と汕尾を結ぶ「広汕線」の汕尾駅から、広州、梅州、汕頭を結ぶ「広梅汕線」の汕頭駅までの全長162 キロで、7駅が設置されます。開通後、汕頭から広州までの所要時間は1.5~2時間に短縮され、広東・香港・マカオグレーターベイエリアのより一層の融合発展につながるとみられています。(提供/CRI)
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