日本人は外国人観光客に反感?「台湾人を嫌う人は少ない」―台湾メディア

Record China    2025年3月29日(土) 19時0分

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台湾メディアのNOWnewsは27日、「日本人は(外国人)観光客に反感を抱いている?現地人が認める:台湾に対してじゃない」と題する記事を掲載した。

台湾メディアのNOWnewsは27日、「日本人は(外国人)観光客に反感を抱いている?現地人が認める:台湾に対してじゃない」と題する記事を掲載した。

記事は、「日本で観光業が回復するにつれ、大勢の外国人観光客が訪れるようになり、現地住民の観光客に対する態度は変化してきている」と説明。「特に京都や大阪、東京といった人気の観光都市におけるオーバーツーリズム問題が、現地人の観光客に対する寛容度をますます低下させている」と伝えた。

その上で、「日本人的欧吉桑(日本人のおじさん)」の名で有名な台湾在住の日本人男性のフェイスブックへの投稿を紹介。男性は、日本在住の台湾人が台湾からやってくる観光客の3つの問題行動(歩いている途中で急に立ち止まる、電車でドア付近に集まって立つ、自分で食器を片付けるべき飲食店でもそうしない)を批判したとの台湾メディアの記事を引用した上で、「私たち日本人にとってはこのニュースで言及された行為は大きな問題ではない。日本人もよく同じようなことをするから(笑)」とつづった。

そして、「良いことか悪いことか分からないが、台湾人観光客が日本でどんなに悪習に当たる行為をしたところで台湾のイメージが下がることはない。なぜなら、99.9%の日本人は台湾人を見分けることができないから」と説明した。

また、「多すぎる外国人観光客が(日本で)反感を引き起こしているのは事実で、否定できない」としつつ、「重要なのは(日本人が)反感を覚えているのは外国人に対してであって、台湾人観光客を名指ししているわけではないこと。外国人観光客を嫌う日本人はよく目にするが、台湾人観光客を嫌う日本人は本当に少ない。これは過去の台湾人観光客たちの功績であり、ここ20年間の台日民間交流の成果だ」と述べた。

男性はこのほか、「外国人のマナーが問題になるが大阪人も粗野であり、外国人のマナー違反も大阪人の前では霞む」とする一方、「大阪人はとても寛容でもあるのであまり気にし過ぎる必要はない」ともつづっている。

なお、台湾のネットユーザーからは「日本人は確かに台湾人を見分けられない。だから、台湾人に反感を抱いているというより、外国人全体に反感を抱いているのだと思う」「これがかつてのベネチアの住民の感想だろう。観光客は自分たちの生活を邪魔するだけで、現地の文化を理解したり適応したりしようとしない」「マナーを守ってきちんと旅行する観光客についても取り上げてほしい」「それでも、台湾人は旅行時のマナーには気を付けた方がいいと思う」「重要なのは日本人もそういう行為をするかどうするかではなく、海外に出る時に自国のイメージを少しでも意識すること」といったコメントが寄せられている。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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