2025年3月28日、韓国・マイデイリーによると、軍服務中の人気グループ・BTS（防弾少年団）メンバーのジョングクが蔚山・慶尚道地域の山火事被害支援のために10億ウォン（約1億円）を寄付した。

HOPE BRIDGE全国災害救護協会が明らかにした。このうち5億ウォン（約5000万円）は山火事の被害で生活の場を失った被災者の緊急支援、救援物資の提供に、残りの5億ウォンは火災現場の消防士らに対する認識・処遇改善事業に使われる予定だという。

ジョングクは「つらい時間を過ごしている全ての方のお役に少しでも立てたら」「今回の山火事で困難に直面している方々と、懸命に消火作業に当たられている全ての方が、一日も早く平穏な日常を取り戻せることを願っています」とコメントした。

ジョングクが一度に10億ウォンという巨額の寄付を行うのは今回が初めてではない。23年4月にはソウル大学病院小児病院に10億ウォンを寄付。低所得家庭の子供たちの医療費と統合ケアセンター事業に使われた。

ジョングクの格別な規模の善行に、ファンはもちろん一般市民も感嘆しているという。「さすがスケールが違う」「1人で10億ウォンとはすごい」「2年で20億ウォンの寄付か」「企業規模の寄付額だ」「ワールドクラスの品格」「顔、ダンス、歌、人間性、全てが抜群」「本当にすごい。尊敬する」「ジョングクは大韓民国の宝だ」などの声が上がっている。（翻訳・編集/麻江）