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27日、観察者網は中国が船体掃除ロボットの独自開発に成功したと報じた。
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2025年3月27日、観察者網は中国が船体掃除ロボットの独自開発に成功したと報じた。
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記事は、シンガポールで先日開かれたアジア国際海事展(SEA ASIA)で中国も独自開発による水中船体清掃ロボットが初公開され、世界の海事産業から注目を集めたと紹介。開発したのは上海泊展科技で、高精度センサーや人工知能(AI)、キャビテーションジェット技術などの先端技術を統合しており、複雑な水中環境で船体の塗装面を傷つけることなく正確かつ効率的に洗浄するとし、すでに中国国内の複数の港でテスト済みで、高い性能が確認されていることを伝えた。
そして、同社の技術責任者である陳泓蓄(チェン・ホンシュー)氏が「世界の海運・海事分野のトップレベルの展示会で、中国独自開発の新型船体清掃ロボットを発表できて光栄だ。これは中国の海洋科学技術の重要な一歩であり、世界の海運業のグリーンな発展に向けたわれわれの強い決意を示すものだ」と語ったことを紹介している。
同社は17年設立。AIやキャビテーションジェット技術などを活用し、船舶や海洋プラットフォーム向けに検出・清掃などのソリューションを提供している。研究開発から販売までを手掛け、船体水中ロボットの主要技術を独自に開発して多くの特許を取得しているという。
記事は、世界の海運業で環境保護と効率への要求が高まる中、船体清掃ロボットの需要はますます増えると予測。その中で中国のテクノロジー企業は国内海運業ひいては世界の海事産業の発展に貢献しているとし、同社が開発した水中船体ロボットは「中国の海洋科学技術企業が国際的に台頭していることを示す」ものだと評した。(編集・翻訳/川尻)
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