2025中関村フォーラムの年次総会が27日からの4日間、北京で開催されています。フォーラムの発足以降、中関村自主革新モデル区の対外貿易規模は1兆元（約20兆7000億円）を突破しました。

北京税関の統計によると、今年1～2月の中関村からの輸出入は19．4％増となり、輸入と輸出のいずれも増加しました。中関村からの自主ブランド商品の輸出は11．6％増の20億1000万元（約417億円）で、中関村からの輸出総額の60．2％を占めました。中関村で輸出入実績のある「小巨人」企業は計62社で、北京地区の「小巨人」企業数の31．6％を占めています。中関村の輸出入は情報技術が31．8％増、バイオ医薬が19．8％増、自動車製造産業が87％増となり、産業構造はさらに多様化しました。

北京税関統計分析処の董瑞強処長は「2007年に第1回中関村フォーラムが成功裏に開催されて以来、中関村の対外貿易の実績はますます優れたものになっている。中関村の対外貿易に占める民営経済の割合は2022年に初めて国有企業、外商独資企業を超え、中関村の対外貿易に占めるハイテク製品の割合は絶えず上昇し、2021年までに全体の7割を突破した」と紹介しました。（提供/CRI）