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台湾では28日にミャンマーで発生した地震に関連して、「タイでも強烈な揺れ、彼は26階のトイレでしゃがんでいた。最も冷静だったのは台湾人と『あの国の人』だったと判明」と題する記事が発表された。
台湾メディアの中時新聞網は28日深夜、「タイでも強烈な揺れ、彼は26階のトイレでしゃがんでいた。最も冷静だったのは台湾人と『あの国の人』だったと判明」と題する記事を発表した。
28日午後にミャンマーで発生したマグニチュード7.7の地震では、同国国軍が29日、1002人が死亡したと発表した。隣国のタイも強い揺れに見舞われ、同国首都のバンコクでは建設中の高層ビルの倒壊も発生した。地震発生時にバンコク市内にいたというある台湾人はSNSへの投稿で、「地震発生時にはトイレで用を足していた」と強い揺れに遭遇した時点の状況を説明した。さらに、タイでは普段、地震がないために人々は非常に怖がっていたが、そのような状況で台湾人と日本人は最も冷静だったと書き込んだ。
投稿者によると、地震発生時には26階にある自室のトイレにいた。その後、館内放送で避難が始まったことを知り、ゆっくりと階段を下りた。(他の人はすでに避難していたために)周囲に人はいなかったという。
同投稿に対しては、「タイでは地震の発生頻度が極めて低いから、いざ起きると本当に大慌てをして大混乱になる。日本や台湾は毎年揺れてるから慣れてるよね」「台湾人じゃなくても、台湾に長く住んでたら(地震が発生しても)自然と落ち着くよなあ」といった投稿が相次いだ。
一方で、「君も本当は怖がるべきだった。タイの建物の大半は耐震構造ではない。危機意識が必要だ」「タイの建物には耐震性がなく、日本や台湾とは違う。本当に危険だからすぐ安全な場所へ行くべきだ」と、台湾人や日本人が自国にいるときと同様の反応をしたのでは危険との指摘も多く寄せられた。
最初の投稿者は、「本当は危険だった」と指摘するコメントに対して改めて、「実はあの時落ち着いていたのは、26階にいたので走って逃げても間に合わないと思い、苦しい状況を楽しんでしまうしかなかったからです」と説明し、さらに「それにしても、私は地震がしばしば発生した台湾で生まれ育ったので、それほどうろたえなかったとしてもおかしくはありません」との考えを示した。(翻訳・編集/如月隼人)
— 中国動画 (@RC00547555) March 29, 2025
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