中国の俳優リー・イーフォン（李易峰）がタイで開催予定のソロライブに、地震の影響を考慮して中止すべきとの声が上がっている。

リー・イーフォンのソロライブは4月12日にタイの首都バンコクにあるインパクトアリーナで開催予定。リー・イーフォンは2022年秋に北京市公安局のSNS・微博（ウェイボー）公式アカウントを通じて買春行為が明るみに出たことで、封殺状態に追い込まれた。今回のライブ開催は今年1月に明らかになり、復帰に向けての試験的な挑戦とも報じられていた。

ミャンマー中部で28日、マグニチュード7．7の大地震が発生。地震の影響はタイや中国の雲南省にも及び、震源地から1000キロ以上離れたバンコクでも建設中のビル倒壊の被害が報じられた。今回の地震によって、韓国の男性グループBOYNEXTDOORをはじめ、芸能人が公演中止を相次いで表明しているが、リー・イーフォン側からは何の反応も見られず。12日のライブにはウェイボーへの投稿が示すように中国からも大勢のファンが駆けつけると予想され、早めの公演中止を求める声がネット上に上がっている。

なお今回の地震では、ちょうどタイでドラマ撮影中だった中国の女優ユー・シューシン（虞書欣）に安否を気遣う声が集まったが、ウェイボーなどを通じて無事を報告している。（Mathilda）