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ロシアメディアのロシア・トゥデイは30日、「ロシアで未知のウイルスが蔓延している可能性がある」と報じた。写真はモスクワ。
ロシアメディアのロシア・トゥデイは30日、中国のSNS・微博(ウェイボー)の公式アカウントで「ロシアで未知のウイルスが蔓延している可能性がある」と報じた。
ロシア・トゥデイは同国メディアのRIAノーボスチの報道として、「ロシアで未知のウイルスが発生した可能性がある。感染者は、最初は軽い体調不良を訴えるが、数日後に症状が急激に悪化して39度の高熱を出し、起き上がることも困難になる。出血を伴う咳が出ることもある」とし、新型コロナウイルスやインフルエンザの検査はいずれも陰性だったと伝えた。そして、「現在、医師はこの病気の原因やウイルスの種類を特定できていない。専門家らは新たな感染例を調査し、未知のウイルスの発生源や治療法を解明しようとしている」とした。
一方で、記事によると、ロシア連邦教育科学アカデミーの副会長であるゲンナジー・オニシチェンコ氏は「新型のウイルスが拡散しているという情報は、研究によって検証される必要がある。サンクトペテルブルクにはインフルエンザの研究を専門とするパスツール記念疫学・微生物学科学研究所があるが、同研究所の正式な報告書の中に新種のウイルスに関する情報は含まれていない」と言及。「症状には個体差がある。他の疾病との合併症の可能性もあり、そこにウイルスは存在しないかもしれない。今は不安をあおる必要はなく、少なくとも研究結果を待つべきだ」と訴えたという。
中国のSNS・微博(ウェイボー)では「新たなウイルスがロシアで蔓延か」が一時トレンド1位に浮上。ネットユーザーからは「生物戦争がまた始まるのか?」「怖すぎる。また新手のウイルスか」「これはまさかゼレンスキー氏が言っていた『勝利の切り札』ではないだろうな」「ウクライナには欧米の生物実験室が数多くある」「(米国が)またやった!」「(ウクライナは)戦争で勝てないからと裏で手を回し始めた。日本軍や米軍も歴史上、よくこのような手段に出ている」「(ウイルスは)米国で開発され、ウクライナから放たれたものだろう」「米国は新型コロナで味を占めたな」「これはもうあからさますぎる」など、米国の関与を疑う声が多数上がっている。(翻訳・編集/北田)
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