AI技術で高度化が加速するスワトーの玩具産業―中国

人民網日本語版    2025年4月4日(金) 13時30分

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「中国玩具の都」と呼ばれる広東省スワトー市澄海区ではスマート製造の高度化を加速させている。写真はAI縫いぐるみ。

「中国玩具の都」と呼ばれる広東省スワトー市澄海区では、人工知能(AI)技術が国産大規模AIモデル「DeepSeek(ディープシーク)」などのプラットフォームを下支えとして、玩具産業の「スマート製造」の高度化を加速させている。

広東群宇互動科技の陳鋭烽(チェン・ルイフォン)社長は、「AIによるストーリーへの感情移入の感覚はこれまでと全く異なるもので、インタラクティブな体験が強化されている。現在のAIストーリーは聞く者をストーリーの世界に引き込み、プレーヤーは海へ行くかジャングルへ行くかを選ぶことができ、その先でさまざまなシーンに出会うことになる」とストーリーテリング玩具を例に挙げながら説明した。

中国の玩具生産・輸出拠点の同区は、税関統計にると24年の累計輸出入額が144億4800万元(約2890億円)に上り、25年1~2月の玩具輸出額は14億8000万元(約296億円)だった。

AI玩具の売れ行きが好調なことから、AI玩具の受注量は爆発的に増加した。複数の企業が「AI玩具の市場ニーズは予想をはるかに上回っている」としている。

現在、同区の玩具産業はAI玩具製品のラインナップで多様化した発展を遂げており、人型ロボット、フィギュア、縫いぐるみ、シングル/デュアルスクリーンロボットなどさまざまな製品がある。25年のスワトー市政府活動報告では、これから総投資額が200億元(約4000億円)を超えるグローバル玩具スマート製造センター、国際玩具クリエーティブ研究開発商業貿易センター、グローバル玩具データサービスセンターなどの建設加速が打ち出された。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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