2025年4月2日、韓国・中央日報によると、北漢山国立公園を訪れた外国人の集団が喫煙し、吸い殻をポイ捨てする様子を撮影した動画が公開され、物議を醸している。

1日に放送されたJTBCの時事番組「事件班長」が、京畿（キョンギ）道・高陽（コヤン）の北漢山頂上で撮影されたという、4人の外国人が喫煙している動画を紹介した。彼らは灰をそのまま地面に落としており、撮影者がたばこを吸うなと注意しても「オーケー」と笑いながら喫煙を継続。吸い殻を捨ててはいけないと注意すると、返事はしたものの、山に吸い殻をポイ捨てして行ったという。会話から察するに彼らはロシア人のようだという。

撮影者が関係機関に問い合わせたところ、「外国人が山で喫煙しても処罰は不可能」だとの回答だったという。ただ、番組に出演していた弁護士は「外国人でも山林保護法違反になる余地がある」「国立公園内で喫煙していたら、パスポートや外国人登録証を確認して処罰することが可能だ」と指摘している。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「外国人は山で喫煙しても処罰できない？山火事になってから処罰するのか？」「顔を公開しろ」「その場で厳しく罰すべき」「こんな外国人は追放しないと」「処罰できないというなら法律を改めるべきだ。関係機関は頭がおかしい」「外国人を優遇しすぎ。奴隷根性。だから韓国人は外国人にナメられる」「自分の国の山林を守るのに外国人も内国人も関係ない」など、怒りのコメントが殺到している。（翻訳・編集/麻江）