高齢者向け家庭用品の新設計基準を発表、9月から施行―中国

CRI online    2025年4月3日(木) 22時30分

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中国は高齢者向け家庭用品の新設計基準を発表しました。写真は高齢者向けリフォームを施した介護施設。

中国国家市場監督管理総局(国家標準委)はこのほど、高齢者向け家庭用品の設計指針となる国家基準「高齢者向け家庭用品設計ガイドライン」を発表しました。同基準は今年9月1日から正式に施行されます。

新しい基準では、高齢者向けの家庭用品を設計する際に、「安全性」「使いやすさ」「快適性」「インテリジェント機能」の4つのポイントを重視するよう定めています。高齢者の感覚機能や健康状態、音声操作、認知能力などに配慮した安全基準を設けており、高齢者の安全な使用をサポートすると同時に、高齢者の感覚機能の特徴に合わせて製品機能や操作法を最適化し、操作手順を簡素化して使用難易度を下げ、誤操作を防ぐよう求めています。さらに、高齢者の身体的特性や心理的ニーズにも配慮し、椅子やマットレス、照明機器などの製品設計が人間工学に基づき、使用時の快適性を確保するよう規定しています。さらに、家庭用品に遠隔モニタリングや健康状態チェック、緊急通報などのインテリジェント機能を組み込むことを推奨しており、高齢者の日常生活をより便利で快適なものにすることを目指しています。

この基準が施行されることで、高齢者向け家庭用品の設計から生産、評価まで統一された基準で実施されるようになります。今後は、高齢者のニーズにぴったり合った製品の市場投入が進み、高齢者のためにより安全で快適、便利な生活環境が整っていくことが期待されます。(提供/CRI

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