中国商務部の報道官は3日、日本が実施する半導体輸出規制についての記者からの質問に答え、「中国は関連する状況に注目している」と述べた上で、「半導体産業は高度にグローバル化した分野だが、一時期以来、個別の国が国家安全保障の概念を拡大して輸出規制を乱用し、中国の半導体などの産業に制裁や弾圧を加え、半導体産業のグローバル産業チェーンとサプライチェーンの安定に深刻な脅威をもたらしている。中国はこれに断固反対する」と述べました。

報道官はまた、「中日両国は半導体産業などの分野で相互補完性が高く、緊密に融合した好調な局面が形成されてきた」と述べた上で、「日本が関連する輸出規制措置を実施することは、企業間の正常な商取引を深刻に妨害し、両国企業の利益を損ねるものだ。我々は日本が経済貿易の規則や中日経済貿易協力の大局を守ることを出発点として理性的な政策決定を維持し、間違ったやり方を速やかに是正し、中日を含む各国企業の正当な権益を確実に守り、半導体産業のグローバル産業チェーンとサプライチェーンの安定を維持することを望む。中国は必要な措置を講じて自らの正当な権益を断固として守る」と強調しました。（提供/CRI）