絶対推薦したくなるほど面白い中国ドラマ、「難哄」や「国色芳華」を押さえた1位はクセになるあの作品

華流    2025年4月6日(日) 12時0分

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4日、台湾メディアのBEAUTYは「絶対推薦したくなるほど面白い中国ドラマ」9作品を紹介した。写真は「国色芳華」。

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2025年4月4日、台湾のエンタメ・美容サイトのBEAUTY(美人圏)は「25年初頭から『難哄』や『国色芳華』など面白い中国ドラマが続々配信されたが、熱烈なファンを獲得する作品もあれば、評価が二分する作品もある」として、中国のSNS・ウェイボー(微博)の投票結果を基にした「絶対推薦したくなるほど面白い中国ドラマ」9作品を紹介した。

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1作目はジン・ティエン(景甜)とチャン・ワンイー(張晩意)主演の時代劇ドラマ「似錦」で、記事は「『九重紫』や『墨雨雲間(ぼくううかん)〜美しき復讐〜』と同様の転生ものだが、男女ダブル転生の設定で、爽快感がある作風が特徴だ。ただ同作は転生もののベタな手法が多く、テンポも早い。細かい点の説明不足や設定の固め方の弱さがある。ジン・ティエンとチャン・ワンイーのカップル感も普通だ。中国のドラマ・映画口コミサイトの豆瓣(douban)のスコアも10点満点中5.7点で、7.8点だった『九重紫』には遠く及ばない」と紹介した。

ドラマ「似錦」

2作目はチャン・リンホー(張凌赫)とシュー・ルオハン(徐若晗)主演の「愛你」で、記事は「同作はハンサムな漢方医と、彼に一目ぼれする女性患者のラブストーリーで、ここ最近ではお薦めのラブストーリーだ。ストーリーの糖度は高く、演者は目の保養になり、作風にダサい点がない。同作をフォローしている視聴者には、チャン・リンホー演じる漢方医の魅力に落ちている人が少なくない。それほどチャン・リンホーの演技がナチュラルに見える」と紹介した。

ドラマ「愛你」

3作目はバイ・ジンティン白敬亭)とジャン・ルオナン(章若楠)主演のラブロマンスドラマ「難哄」で、記事は「7位に終わった同作は、『ひそかな恋模様は、曇りのち晴れ』の姉妹作として配信前から期待されていたが、配信後の評価は二分しており、豆瓣のスコアも5.4点になっている。視聴者からはテンポが遅すぎると感じる声があり、展開がもう少し早いラブロマンスを好む人には耐えられないだろう」と紹介した。

ドラマ「難哄」

4作目はドン・ウェイ(鄧為)とシャン・ハンジー(向涵之)主演のファンタジー時代劇「仙台有樹」で、記事は「配信前はベタなファンタジー時代劇と思われていたが、配信後はその予想を裏切る面白さを見せた。『転生もの』の同作は、前世では自由奔放な女性の師匠と頑固で凶暴な男性の弟子、転生後はお高くとまった男性の師匠と明るい性格の女性の弟子という、主役カップルの立場が逆転する設定が新しい。特殊効果の使い方にも問題はなく、不意にユーモアな点もある。演者の役作りも堂に入っており、評価は悪くない」と紹介した。

ファンタジー時代劇「仙台有樹」

5作目はヤン・ズー(楊紫)とリー・シエン(李現)主演の時代劇「国色芳華」で、記事は「25年の年明けを飾るにふさしい高評価を得ている同作は、豆瓣のスコアが7.8を記録し、同じジャンルの『五福臨門』や『白月梵星』など多くの作品を上回った。強い女性が主役のビジネスドラマで、制作チームが美術、照明、メイク、小道具などで唐王朝の雰囲気を見事に再現している。シナリオもしっかり練られており、テンポも早く、ラブストーリーやビジネスドラマのストーリーラインも用意周到に組み立てられている」と紹介した。

ドラマ「国色芳華」

6作目はバイ・ルー(白鹿)とオウ・ハオ(欧豪)主演の「北上」で、記事は「最近の作品の中でも口コミと視聴率の両方で高い評価を得ている同作は、原作小説が文学賞を受賞しているものの、『長月燼明』や『始まりは君の嘘(以愛為営)』のような人気がある題材ではなかった。ただ、バイ・ルーの役作りの潔さで同作の注目度は高くなり、口コミでも好評を得た。豆瓣(douban)のスコアは7.3を記録した」と紹介した。

ドラマ「北上」

7作目はタン・ジェンツー檀健次)とリー・ランディー(李蘭迪)主演の中国ドラマ「濾鏡」で、記事は「『長相思』の作者・桐華(トンホァ)氏のオリジナルシナリオだ。外見を変えることができるヒロインが美女になったかと思えば、ラマになったり、タン・ジェンツーに化けたりする。ストーリーは完全なコメディーで、次の展開がまったく予測できない。同時に外見へのいら立ちに対する反省も描写の中に隠されている。タン・ジェンツーとリー・ランディーの両者とも演技力が安定しており、最近では珍しいアンチベタ路線のラブロマンスだ」と紹介した。

ドラマ「濾鏡」

8作目はユー・シューシン(虞書欣)とリン・イー(林一)主演のドラマ「嘘、国王在冬眠」で、記事は「『難哄』の配信終了を受けて配信を開始した同作は、漫画家とスノーボード選手のラブストーリーだ。ドラマはベタなロマンスで、展開の起伏はそれほど激しくないが、甘美に満ちている。ユー・シューシンとリン・イーの役柄もそれぞれの俳優にマッチしている。テンポは速くもなく遅くもなくちょうどいい。実際のスキー場で撮影した銀世界のロケーションはとても美しい。ロマンスが好きな視聴者は一度鑑賞してほしい」と紹介した。

ドラマ「嘘、国王在冬眠」

9作目はチェン・ドゥリン(陳都霊)とシン・ユンライ(辛雲来)主演の時代劇ドラマ「雁回時」で、記事は「1位は最近話題の『雁回時』だ。24年に大ヒットした『墨雨雲間〜美しき復讐〜』と同じ作者の原作をドラマ化した作品で、『転生もの』に『お家争い』を掛け合わせている。同作の質は非常に良い。ヒロインの仇討ちやラブストーリー、お家争いの群像劇など、劇中それぞれのストーリーラインを面白くしている。映像からはクラシックな風格を感じ、『墨雨雲間〜美しき復讐〜』と同様にもたついたところがなく、見ていてクセになる」と紹介した。(翻訳・編集/原邦之

ドラマ「雁回時」

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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