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中国税関総署は4日、中国人消費者の健康と畜産業の安全を保護するため、関連輸入製品の検疫問題に基づき、米国企業6社の対中輸出資格を一時停止することを、第54号、第55号公告で発表しました。
中国税関総署は4日、中国人消費者の健康と畜産業の安全を保護するため、関連輸入製品の検疫問題に基づき、米国企業6社の対中輸出資格を一時停止することを、第54号、第55号公告で発表しました。具体的には以下の通りです。
米国企業1社を対象に、高粱の対中輸出の資格を停止。
米国企業3社を対象に家禽(かきん)肉骨粉の対中輸出の資格を停止。
米国企業2社を対象に、家禽肉製品の対中輸出の資格を停止。
税関総署・動植物検疫司の責任者によれば、最近の検査で以下の問題が判明しました。
まず、デラウェア州のマウンテア・ファームズ社とコースタル・プロセッシング社が生産した家禽肉製品からは、中国で使用が禁止される抗菌剤の「ニトロフラゾン(フラゾリドン)」が検出されました。
また、米国企業1社の高粱からは、中国『飼料衛生基準(GB 13078-2017)』の基準値を大幅に上回るかび毒の「ゼアラレノン」が検出されました。
米国企業3社の家禽肉骨粉からは、中国で「不検出」が基準となる食中毒菌「サルモネラ菌」が検出されました。(提供/CRI)
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