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シンガポール華字メディアの連合早報によると、同国のローレンス・ウォン首相は4日、国民向けのビデオメッセージで、「米国の関税に続きさらなる衝撃に備えなければならない」と述べた。
シンガポール華字メディアの連合早報によると、同国のローレンス・ウォン首相は4日、国民向けのビデオメッセージで、「米国の関税に続きさらなる衝撃に備えなければならない」と述べた。
財務相も兼任するウォン氏は、ほぼすべての貿易パートナーに「相互関税」を課すという米国の最新の動きについて、世界秩序における「劇的な変化」であり、ルールに基づくグローバル化と自由貿易が終わり、「より恣意的で保護主義的で危険な」ものへと変わるとの考えを示した。
その上で、「シンガポールは最低の基本関税率10%なので、当面は直接的な影響は限定的かもしれない。しかし、他の国も追随すれば、より広範で深刻な影響が出る。特にシンガポールのような小国にとっては問題となるだろう」と述べた。
ウォン氏は「われわれは締め出され、疎外され、取り残される危険にさらされている」とし、「世界がこのような状況を最後に経験したのは1930年代で、当時は貿易戦争が武力紛争へとエスカレートし、最終的に第2次世界大戦へと発展した」と述べた。(翻訳・編集/柳川)
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