中国のSNS・微博（ウェイボー）が2025年第1四半期（1～3月）に配信された中国ドラマのヒット作品のタイトルを公開した。

ウェイボーによると、ヒット認定の指標として三つの条件を満たす必要があり、ウェイボーでのトピックスの討論量が3000万、熱搜（トレンド）ワードが300件、配信・放送期間の有効視聴回数が4000万/1話を、それぞれ上回っていることが必須となっている。

第1四半期において三つの条件を満たしたのは3作品。タン・ジェンツー（檀健次）とジン・シージャー（金世佳）主演の「猟罪図鑑2」、ワン・ホーディー（王鶴棣）とティエン・シーウェイ（田曦薇）主演の「大奉打更人」、ヤン・ズー（楊紫）とリー・シエン（李現）主演の「国色芳華」だった。

サスペンスドラマの「猟罪図鑑2」は、22年の人気作「猟罪図鑑 ～見えない肖像画～」の続編。「大奉打更人」は「猟罪図鑑2」と同じく、24年12月に配信をスタート。ワン・ホーディーにとっては22年のヒット作でブレークのきっかけを作った「蒼蘭訣～エターナル・ラブ～」に続く人気作となった。「国色芳華」はヤン・ズーとリー・シエンの再共演でも話題になったドラマで、シーズン2の「錦繡芳華」の配信が待機中だ。

同期間の中国ドラマには、バイ・ジンティン（白敬亭）とジャン・ルオナン（章若楠）主演の「難哄」や、バイ・ルー（白鹿）主演の「白月梵星」と「北上」、チャン・リンホー（張凌赫）とシュー・ルオハン（徐若晗）主演の「愛你」、ユー・シューシン（虞書欣）とリン・イー（林一）主演の「噓、国王在冬眠」などの話題作があるが、ウェイボーによるといずれも条件を満たしていない。（Mathilda）