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河北省邯鄲市にある仏山野生動物園で2日、ツキノワグマ1頭が動物園から脱走しました。
中国北部の河北省邯鄲市にある仏山野生動物園で2日、ツキノワグマ1頭が動物園から脱走しました。逃走中に養蜂場のハチミツを盗んで食べたツキノワグマは3日夜に見つかり、捕獲されて動物園に戻されました。
動物園の関係者によると、この動物園では12頭のツキノワグマが飼育されています。脱走したのは雄のツキノワグマで、年齢は2歳余り、体重は200キロ近くあり、まだ幼獣です。飼育員が2日、動物園の「クマ山」でクマ舎の掃除をした後、餌をやりましたが、逃げ出したツキノワグマのクマ舎内には何の動きもありませんでした。飼育員がツキノワグマの体の具合に問題があるのではないかと思い、クマ舎の扉を開けて中に入って調べたところ、クマ舎にツキノワグマがいないことを発見しました。すべてのクマ舎を何度も検査した結果、そのツキノワグマが行方不明になったことを確認し、すぐに園側へ報告しました。
地元では数百人を動員してツキノワグマの捜索を進めました。脱走したツキノワグマは地元の養蜂場に乱入し、ハチミツを盗んで食べたほか、巣箱を破壊したとのことです。3日午後7時頃、動物園から10キロほど離れた山の茂みの中で、捜索隊員が脱走中のツキノワグマを発見しました。麻酔銃を打たれて昏睡(こんすい)したツキノワグマは、特殊警察隊員に縛られて動物園に戻されました。
園側は、脱走したツキノワグマはクマ舎の通気口から這い出て「クマ山」のフェンスを乗り越え、さらに動物園の電気シャッターの隙間を抜けて、近くの山林に逃げ込んだとみています。クマ舎の通気口はすでに封鎖されました。園側は、ツキノワグマがいるエリアに監視カメラを増設したり電気フェンスを設置したりして、今回のような事故の再発を徹底的に防ぐためにリニューアル工事を始め、すでに動物園の臨時閉園も発表しました。(提供/CRI)
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