日本の飲食店に予約15分前に到着も入れてもらえず、中国人男性「理解できない」と不満

Record China    2025年4月8日(火) 10時0分

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中国のSNS・小紅書に7日、「なぜ日本の飲食店には遅れて行っても、早く行ってもいけないのか」と題する投稿があり、物議を醸している。資料写真。

中国のSNS・小紅書(RED)に7日、「なぜ日本の飲食店には遅れて行っても、早く行ってもいけないのか」と題する投稿があり、物議を醸している。

投稿者の男性によると、ネット上で「日本のおいしいレストランは予約が必須」との情報を目にしていたため、予約代行サービスに日本のある焼き鳥店を予約してもらった。代行業者からは1000元(約2万円)のデポジット(保証金)を求められた上、「絶対に遅刻してはいけない。遅れたらデポジットから差し引く」と伝えられていたという。

男性は「もともと自分は遅刻しないタイプで、このルールには全く異論はなかった」といい、実際、知人と共に予約の1時間前(午後5時ごろ)には店に到着した。さすがに早すぎると、肌寒い中、店の近くを少し散歩してから予約の15分前、午後5時45分に店に入った。

男性は「これくらいの時間なら大丈夫だろう。少し早いけど席には案内してくれるだろう」と思っていたものの、日本人のスタッフに「予約は午後6時なので」と入店を断られた。店内にほかに客がいる様子はなく、「外は寒いので(中で待たせてもらえないか)」と相談したもののそれでも入れてもらえなかったといい、男性は「どうしても理解できない。早く到着するのは良いことではないのか?」と不満をつづっている。

この投稿に、他のユーザーからは「少し早く行っても普通は入れてくれる」「午後7時に店を予約していて、6時に行って『入れますか?』と聞いたら入れてくれた。店が臨機応変かどうかによると思う」「日本人はルールに厳しすぎる民族」「誰が言ったか、日本人の匠の精神とか、こういうこだわりとかっていうのは、実はもともとの仕事の範ちゅうにないことはしたくないという気持ちの表れらしい」「日本料理店に予約の20分前に行ったら入れてもらえず、さらに中でも待たせてもらえなかった。外は雨が降っていて、ずぶ濡れになってエアコンが効いた店内で食事をして、風邪をひいた。これが日本式のおもてなしなんだろう」「(日本では)早くお客さんを入れてきちんと対応できなかったり、下準備の様子を(客に)見せたりすることは失礼に当たるらしい。私も理解できないけど、日本ってそういう融通が利かないところがあるから」といった声が上がった。

一方で、「これが普通じゃないの?」「ひどいというほどではない。それがルール」「ルールはルール!旅行で行くのであれば相手方のルールを尊重しないといけない!」「まだ営業時間前だったのでは?時間前ならドアが開いていても入っちゃダメ」「午後6時開店の店なら、5時59分でも入れてくれないのは当然」「開店時間になっていないなら店側も準備が整っていないんだよ」「早く行くのがなぜ『良いこと』になるのか。店はその分早く対応しないといけなくなるだろう」「店側には何も落ち度はない。寒かったのも店のせいじゃない。自分の個人的な感情を相手にぶつけるべきじゃない」「あなたみたいに適当に早く行ったり遅く行ったりしたら、予約の意味がなくなるじゃないか」といった意見も寄せられている。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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