特殊詐欺拠点に監禁の中国人俳優が番組出演、演出に批判集まる―香港メディア

Record China    2025年4月7日(月) 19時0分

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星島環球網によると、ミャンマーにある特殊詐欺拠点に監禁され、その後、保護されて中国に帰国した若手俳優の王星さんが出演したバラエティー番組が放送・配信され、その演出に批判が集まった。

香港メディアの星島環球網によると、ミャンマーにある特殊詐欺拠点に監禁され、その後、保護されて中国に帰国した若手俳優の王星(ワン・シン)さんが出演した人気バラエティー番組がこのほど放送・配信され、その演出にインターネット上で批判が集まった。

問題の番組は「無限超越班」のシーズン3で、王さんは香港の著名映画監督・プロデューサーのウォン・ジン(王晶)氏から「誘拐された後、家族とビデオ通話をする様子」を演じるよう求められた。

ネット上では、ウォン氏および番組制作チームに対し、「傷口に塩を塗るようなものだ」「他人の不幸を自分の利益にしてうれしいのか?」などと批判の声が寄せられた。

王さんは偽のドラマ撮影に誘われて1月初旬にタイを訪れ、迎えの車で空港からミャンマー国境に向かった後、消息が途絶えた。心配した王さんの恋人がネット上で支援を呼び掛け、中国で安否を懸念する声が高まった。王さんはミャンマーの詐欺団地で、中国人に対する特殊詐欺の訓練を受けさせられていた。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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