ベッセント米財務長官は現地時間5日、インタビューに答え、米株式市場の暴落はトランプ政権の政策によるものではなく、中国の大規模言語モデル、ディープシーク（DeepSeek）が原因であると指摘しました。

財務長官はインタビューで、「米国の株式市場の下落がトランプ大統領の経済政策によるものだと考える人に対し、今回の下落は中国の人工知能（AI）業界がディープシークをリリースすると発表してから始まったものだと伝えたい。それまで、いわゆる『マグニフィセント・セブン』（米株式市場をけん引する時価総額の大きい主要テック企業7社のアップル、アルファベット、アマゾン、マイクロソフト、メタ、エヌビディア、テスラ）と呼ばれるテクノロジー株は過去18カ月間、非常に好調で市場をリードしてきた。AI業界にとっては確かに現実に目覚める経験となったが、米国は依然としてこの分野で主導的地位を維持すると確信している」と述べました。（提供/CRI）