中国の俳優シュー・ジェンシー（徐正溪）が時代劇ドラマ「百花殺」で芸能界にカムバックすることが分かり、中国のSNS上で大反響を呼ぶ話題となった。

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同作は人気ドラマ「花令嬢の華麗なる計画」でシュー・ジェンシーと共演したモン・ズーイー（孟子義）が主演を務める作品で、シュー・ジェンシーは7日、自身の中国SNS・微博（ウェイボー）でクランクインセレモニーに参加したことを報告。コメント欄には期待や応援の声が殺到し、「いいね」も6万に達する盛り上がりぶりが見られた。

「花令嬢の華麗なる計画」や「千紫万華（せんしばんか）～重紫（ちょうし）に捧ぐ不滅の愛～」など数々の作品で知られるシュー・ジェンシーが突然引退を表明したのは24年3月のことだ。その半年後に本人はSNSへの投稿で、「6年前から重い病気を患っている父親の病状がここ2年で想定を超えるスピードで悪化した」という理由を明かした。

一方、引退を表明した後もシュー・ジェンシーは同年9月配信の時代劇ドラマ「流水迢迢」などでファンを魅了し続け、「百花殺」を巡っては2週間ほど前にシュー・ジェンシーの出演が報じられてファンを喜ばせていた。

中国メディアによると、クランクインセレモニーは浙江省にある撮影基地の横店影視城で行われ、シュー・ジェンシーはこの1年間の二つの大きな幸運として、両親と一緒に過ごせたこと、「百花殺」の台本を手にしてセレモニーに参加できたことを語ったという。（翻訳・編集/野谷）