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8日、中国のSNSで日本の警察が小学生の女子児童に虚偽の「自白」をさせていた疑惑が浮上したことが紹介され、注目を集めた。資料写真。
2025年4月8日、中国のSNS・微博(ウェイボー)で日本の警察が小学生の女子児童に虚偽の「自白」をさせていた疑惑が浮上したことが紹介され、注目を集めた。
約45万人のフォロワーを持つ微博アカウント「肥美噠Mia」が8日、「日本のとんでもないニュース」として疑惑の経緯を日本メディアの報道を引用する形で紹介した。
「肥美噠Mia」は報道内容として、24年2月に兵庫県警が小学6年生の男子児童から「同級生の女子児童による性的ないやがらせ」の訴えを受けたと紹介。警察は女子児童と保護者を呼び出した上で、女子児童を単独で3時間以上尋問し、女子児童は当初否認したにもかかわらず、警察側が「覚えていないはずがない」「早く認めろ」などと迫り、保護者との面会や帰宅も許さなかったほか、保護者の同意なく女子児童の写真を撮影したと伝えた。
そして、恐怖を覚えた女子児童はついに「局部を触った」という虚偽の自白を行い、警察が供述書を作成して指印を押させたが、その後の調査で性的いやがらせは男子児童の作り話と判明し、男子児童の親が謝罪したと紹介。県公安委員会は聴取中に無断で写真撮影したことが内規違反だったと認める一方で、誘導的な尋問は行っていないという態度を示していると伝えた。
その上で「本当に開いた口がふさがらない。この小学生の男子児童はうその告発をし、大騒ぎになったのに謝罪だけで済まされた。女の子の心の傷は誰が責任を取るのか」との感想を憤り混じりに残した。
この件について、中国のネットユーザーからは「未成年者の聴取に保護者を付き添わせない警察は悪辣」「もし男児と女児の立場が逆だったら、どうなっていたんだろうか」「男児とその保護者を起訴することはできないのだろうか」「自分が女児の親だったら絶対に損害賠償を求めて裁判を起こす」「日本の警察は自白の強要を非常に好むように感じる。前にもこんなことがあったような気がする」といったコメントが見られた。(編集・翻訳/川尻)
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