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9日、韓国・ニューシスは「韓国政府が『ハイパーループ』の主要技術の研究開発に本格的に乗り出す」と伝えた。写真はソウル駅。
2025年4月9日、韓国・ニューシスは「韓国政府が『ハイパーループ』の主要技術の研究開発に本格的に乗り出す」と伝えた。
記事によると、ハイパーループとは、真空状態にしたチューブの中で車両を磁力で浮かせ、超高速で移動させる未来型の交通システム。韓国・国土交通部は同日、ハイパーループの主要技術である磁気浮上搬送技術の開発を本格的に開始すると発表した。事業期間は27年まで、総事業費は127億ウォン(約12億円)だという。
ハイパーループは飛行機よりも速く、環境に優しく、天候の影響を受けにくい交通手段として注目されている。最高速度は時速1200キロで、韓国高速鉄道(KTX)で約2時間かかるソウル駅~釜山駅間をわずか20分以内で移動できる。
同部のユン・ジンファン鉄道局長は「今回の研究開発は“レールの上を走る飛行機”ハイパーループ技術の第一歩として意味の大きい事業であり、地域の均衡発展や人口減少による地方消滅の危機解消に貢献する」とし、「夢の鉄道の技術開発を通じて世界の鉄道競争市場をリードし、世界各地へ広がっていくことを期待している」と述べたという。
この記事を見た韓国のネットユーザーからは「無駄なところにお金をかけるな。この小さい国にハイパーループは必要ない。KTXで十分だよ」「全く魅力を感じない」「地面を掘るのはやめて、頻発する道路陥没事故の対策を立ててほしい」「それよりKTXの運行回数を増やすべき」「スピードばかり追い求めても事故が増えるだけ」など否定的な声が多数寄せられている。(翻訳・編集/堂本)
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