女性のサクセスストーリーを描く中国のヒューマンドラマ「生命樹」でヤン・ズー（楊紫）がフー・ゴー（胡歌）と共演するのではないかとの話題が持ち上がっている。

「生命樹」は早くて4月下旬のクランクインが報じられる最新の中国ドラマで、「琅琊榜～麒麟の才子、風雲起こす～」「明蘭～才媛の春～」など高品質なドラマを生み出す制作会社・正午陽光影視の作品。中国の青海省ゴルムドを舞台に、迷子となった後、養家で育った少女「白菊」が食肉加工に目をつけて食品ビジネスを立ち上げ、故郷が貧困から抜け出す道を開拓するストーリーが描かれる。

「生命樹」は制作が明らかになって以来、30代となったヤン・ズーが女性の一代記を演じることで、女優としての飛躍の作品になると注目されてきた。さらに最近では、「琅琊榜」をヒットに導いたフー・ゴーが同作に加わるとの話題が浮上。過去に複数のドラマ作品に友情出演しているフー・ゴーだが、今回も同じような形で、作品に花を添えるのではないかと期待されている。

なお、正午陽光は2月に中国のSNS・微博（ウェイボー）を通じて、「生命樹」のキャスティングは「公式発表のみを信用してほしい」と投稿。3月にも同社プロデューサーが中国メディアに対し、キャスティングを含め詳細は未定と語っており、今後の発表が待たれている。

昨年のファンタジー時代劇「長相思」に続き、今年は時代劇「国色芳華」とヒット作が続くヤン・ズー。台湾で「長相思」が間もなくテレビ放送を開始することで、このほど現地メディアのインタビューを受け、「長相思」は脚本に大きく心を動かされ、初めて自ら出演を決めた作品だったことを語っている。（Mathilda）