関税収入が急増、政府の輸入拡大策が影響―税関総署

2007年7月5日、税関総署によると、今年1月から6月までの関税収入は3612億人民元（約5兆7800億円）に達し、前年同期比22％の増加を記録した。

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税関関係者によると、好調な輸入増とそれに伴う関税収入の増加は、例年同様好調な景気に裏付けられたもの。ただし今年の新たな特徴としては国際収支改善に向けた中国政府が輸入拡大策を採っていることが挙げられるという。

また税関は管理制度改革を実行し、税徴収の効率化・密輸防止に効果を挙げているという。改革の成果もあり、今年に入ってから税関は輸入品の価格のごまかし・スクラップ金属の密輸など大型案件を次々と摘発した。ここ5か月で摘発した案件は3200件を超え、その脱税額の合計は4億元以上に達する。（翻訳・編集/KT）