ロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ大統領報道官はこのほど、ロシアメディアのインタビューを受け、ロシアと米国の大統領による直接会談は条件が整い次第、しかるべき時期に開催されるが、準備はまだ完全に整っていないと述べました。

全ロシア国営テレビ・ラジオ放送のテレビ番組のMCであるザルービン氏が13日にSNSで公開したインタビューで、ペスコフ氏は「両大統領はいずれも会談を開くという政治的意思を明確に表明しているが、会談は適切な時期に開かれ、私たちはそれに向けた準備が必要だ」と述べています。

ペスコフ氏はまた、プーチン大統領が先ごろサンクトペテルブルクでロシア訪問中のスティーブン・ウィトコフ中東担当米国特使と会談し、両大統領の会談に向け、より一歩踏み出したことを明らかにしました。

ペスコフ氏はさらに、両国関係には多くの問題が山積しているため、短時間の会談で成果を収めることは期待できないとの見解も示しました。（提供/CRI）