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広東省が初の「AI+」応用シーンを発表した。写真は同省広州市。
広東省はこのほど、製造、教育、医療、安全の4大産業にエンパワーメントする初の30種類の「人工知能(AI)+」応用シーンを発表した。人民日報が伝えた。
製造分野では、電子情報、自動車、機械設備、繊維・アパレル、家電など10の細分化された産業の研究開発、生産、品質検査、管理など全工程のシーンがある。里工実業の自動化生産ラインは効率を30%向上させ、コストを40−60%削減した。
教育分野では、学習、教育、実験、資源分配、評価、意思決定支援の五つの典型的なシーンがある。視源の希沃教室スマートフィードバックシステムはすでに15万件以上のフィードバック報告を生成している。
医療分野では、画像診断、臨床意思決定、手術計画、外来トリアージ、受診相談など10の典型的なシーンがある。邁瑞医療と騰訊(テンセント)が共同開発した「啓元重症大規模言語モデル」により医師の作業効率が大幅に向上した。
安全分野では、生産リスクのモニタリングと早期警戒、安全行動の認識、緊急救助の意思決定、災害現場の状況認識、ロボットによる救援・捜索の五つの典型シーンがある。遠正智能のアルミ加工安全生産管理プラットフォームは安全事象の警報数を53%削減した。
広東省工業・情報化庁の関係責任者は、「演算能力、半導体、大規模言語モデルはいずれも各業界にエンパワーメントするための基礎だ。広東省は応用シーンの市場の需要を非常に重視しており、より多くの応用シーンを開発する企業に協働支援サービスを提供していく」と説明した。
同責任者はまた、「粤港澳大湾区(広州、仏山、肇慶、深セン、東莞、恵州、珠海、中山、江門の9市と香港、マカオ両特別行政区によって構成される都市クラスター)は機械・電気設備技術とデジタル・スマート技術の二つの優位性があり、完全なAIとロボット産業チェーンを備えている。広東省は支援の取り組みを堅持し、より多くのAI・ロボット企業が技術産業化、製品市場化、サービス商業化などの分野におけるさらなる突破を支援する」と述べた。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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