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中国社会科学院大学は14日、同校の法学ポスドク研究員である焦氏による論文の盗用疑惑について、公式ウェブサイトを通じて「通報」を発表した。
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中国社会科学院大学は14日、同校の法学ポスドク(博士号を取得後に大学や研究所などで任期付きの職に就く研究者)研究員である焦(ジアオ)氏による論文の盗用疑惑について、公式ウェブサイトを通じて「通報」を発表した。中国メディアの九派新聞などが報じた。
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同校によると、4月13日にインターネット上で焦氏が他大学在学中に発表した学術論文に盗用の疑いがあるとの情報を確認。問題を重く受け止め、焦氏のポスドク研究拠点でのすべての業務を即時停止するとともに、関連規定に基づき正式な調査および処理手続きを開始したという。
同校は「通報」の中で「わが校は学術規範の厳格な維持を徹底しており、学術不正行為に対しては一切の妥協を許さず、一律に厳しく対処する」と強調している。
報道によると、焦氏は中国政法大学で博士号を取得し、現在は中国社会科学院大学法学院の国有資産分野のポスドク研究員。問題視されている論文は、焦氏が中国政法大学の博士課程在籍中に中国の学術誌「学習与探索(Learning and Exploration)」に掲載されたもので、その文章構成や主要な論点などがすでに発表されている日本語の論文と高度に一致している。また、一部の段落は日本語から中国語に直訳された形跡もあるという。(翻訳・編集/北田)
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