大学生にアパート禁止令、容認から一転し全寮制徹底へ―中国教育部

Record China    2007年7月8日(日) 14時20分

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2007年7月6日、教育部は大学生の宿舎について、校外のアパート等居住を禁止する規定を発表した。今年の新年度からこれまで例外的に認めていた校外暮らしを原則禁止とし、3年以内に全寮制の再徹底を図る。写真は江蘇省南京市内の学生寮。

2007年7月6日、教育部は大学生の宿舎について、校外のアパート等居住を禁止する規定を発表した。規定によると、今年の新年度からはこれまで例外的に認めていた校外暮らしを原則禁止とし、3年以内にすべての学生が寮に寄宿するよう定めた。

新規定を実施する理由として同部は、学生の安全確保、学校側の学生管理、学生同士の意思の疎通の3つについて効果があるため、としている。実は2年前に校外暮らしを実質容認したため、学年が上がるほど寮を出る傾向が強まっていた。補導員を置くことで学生の生活指導を図ったが、数万人もの学生を把握することができず、引き締める方向に戻したものと思われる。

いきなりの禁止令に学生たちは「消灯時間がある寮生活では大学院の受験勉強ができない」「恋人と過ごしたいなら寮生活はありえない」など反発の声を上げている。(翻訳・編集/WF)

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