世界初の700メガワット超々臨界圧流動層発電ユニットが商業運行、石炭消費量50グラム削減―中国

CRI online    2025年4月21日(月) 5時30分

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世界初の700メガワット超々臨界圧循環流動層ボイラーによるバイオマス発電ユニットが168時間にわたるフル負荷試験運転を順調にクリアし、商業運行を開始しました。

四川省の成都に本拠地を置く中国の発電設備大手である東方電気グループが17日に明らかにしたところによると、世界初の700メガワット超々臨界圧循環流動層ボイラー(CFB)によるバイオマス発電ユニットが、168時間にわたるフル負荷試験運転を順調にクリアし、正式に商業運行を開始しました。

循環流動層発電技術は高効率でクリーンな発電技術であり、劣質炭、ぼた、わら、樹皮、汚泥ひいてはごみなどの低品位燃料を安定して燃焼させることができ、燃焼過程で汚染物質の排出を抑制し、発電をよりクリーンで持続可能にすることができるものです。

中国南部の雲南省紅河発電所に設置されたこの発電ユニットは、最先端の超々臨界圧循環流動層発電技術を駆使しており、1基当たりの発電容量が大きく、ユニット稼働効率も高く、省エネ・環境保護の総合効果が優れているなどの特徴を備えています。

東方電気グループ東方ボイラーの魯佳易シニアエンジニアによると、この発電ユニットは先端技術を採用しており、キロワット時あたりの石炭消費量は従来のボイラーより50グラム以上削減できるとのことです。(提供/CRI

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