拡大
第5回中国国際消費財博覧会は6日間の会期中、世界71カ国・地域の1767社と4209ブランドを引き寄せ、現場で達した協力意向額は920億元に上った。
貿易保護主義が台頭し、米国の関税乱用が経済グローバル化に衝撃を与える中、18日に閉幕した第5回中国国際消費財博覧会(消博会)は、「開放のチャンスを共有し、共に美しい暮らしを創造する」をテーマとし、6日間の会期中、世界71カ国・地域の1767社と4209ブランドを引き寄せ、現場で達した協力意向額は920億元(約1兆7940億円)に上り、出展した国とブランドの数および規模・影響力が過去最多・最大となった。さらに、次回の消博会への出展を申し込み・契約した企業がすでに数百社に上ることは、中国市場の吸引力を十分に示している。
このような吸引力はどこから来ているのか。多くの海外の出展者によると、第一に重視しているのが中国市場の拡大がもたらすチャンスだ。データによると、2024年の中国の社会消費財小売総額は前年比3.5%増の48兆8000億元(約951兆6000億円)で、中国は十数年連続で世界第二の商品消費市場と世界最大のネット小売市場の地位を維持している。今年第1四半期(1〜3月)の中国の社会消費財小売総額は前年同期比4.6%増で、昨年通年を1.1ポイント上回った。
これと同時に、中国が新たな質の生産力の発展を加速するにつれて、消費市場も絶えず一新・高度化されている。先ごろ発表された「国家イノベーション指数報告2024」によると、中国は世界10位で、2012年から10ランク上昇し、十数年余りで進歩のペースが最も速い国だ。今回の消博会では消費科学技術展示エリアが初めて設置された。
新しくなるのは商品だけにとどまらない。「出展者が投資家に変わる」チャンスもさらに幅広くなっている。今年は、消博会の開催地である海南島の自由貿易港関税封鎖運用・開放拡大の年だ。全島関税封鎖は、海南島でゼロ関税などの優遇政策を受けられることを意味する。
消博会は閉幕したが、「中国のチャンス」の物語は続く。開催中の第137回中国輸出入商品交易会の他、今後も中国国際サプライチェーン促進博覧会、中国国際サービス貿易交易会、中国国際輸入博覧会が控えている。中国は「開放の扉はますます大きく開かれる」という約束を行動をもって果たし続けている。外資にとって、チャンスがあるところに未来がある。(提供/CRI)
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