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台湾メディアの民視新聞網は20日、「反日は仕事、精日は生活?」と題し、中国人観光客の海外旅行先として日本が人気になっている現状を報じた。
台湾メディアの民視新聞網は20日、「反日は仕事、精日は生活?」と題し、中国人観光客の海外旅行先として日本が人気になっている現状を報じた。
「精日」とは「精神日本人」の略語で、元は「自分は中国人ではあるが精神的には日本人である」と考える人を指す言葉だったが、近年では「親日」に近い意味でカジュアルに使われている。
民視新聞網の記事は、「中国では5月初旬にメーデーの連休があり、今年は5日間の休みになる。多くの中国人が海外旅行を計画しているが、旅行予約プラットフォームのデータによると、今年も中国人の海外旅行先では日本の人気が最も高くなっている」と伝えた上で、中国メディアの澎湃新聞の報道を紹介している。
それによると、中国旅行予約最大手の携程(トリップドットコム)が発表した「五一旅行出行予測レポート」では、今年のメーデー期間中の海外旅行者は昨年よりも増加する見通しとなっている。同社の海外自動車チャーターサービスの予約件数では、日本でのチャーター予約が前年比60%増となっている。また、今年5月の連休期間の人気ホテルは日本をはじめ、香港、韓国、タイ、シンガポールなど定番の旅行先に集中しているという。
旅行予約プラットフォーム・去哪児による今月15日時点の国際線航空券予約状況の分析によると、メーデー連休中の人気渡航先は大阪、東京、バンコク(タイ)、ソウル(韓国)、クアラルンプール(マレーシア)、シンガポールなどとなっている。別の旅行予約プラットフォーム・途牛旅遊も「日本への花見旅行は常に中国人に人気だが、5月初旬には日本の桜はほぼ散っている。それでも(5月に)日本に向かう中国人観光客の勢いは衰えていない」との分析を発表している。
澎湃新聞の記事は「複数のオンライン旅行会社のデータでも、今年のメーデー連休において、日本は常に人気旅行先の上位にランクインしている」と伝えている。(翻訳・編集/北田)
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