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19日、 中国のポータルサイト・捜狐に「鬼滅の刃」の上弦の鬼・黒死牟(こくしぼう)の圧倒的な実力について解説した記事が掲載された。写真は黒死牟。
2025年4月19日、 中国のポータルサイト・捜狐に「鬼滅の刃」の上弦の鬼・黒死牟(こくしぼう)の圧倒的な実力について解説した記事が掲載された。(本記事はネタバレを含みます)
記事は、「黒死牟の本名は継国岩勝(つぎくにみちかつ)である。戦国時代の武士の家系の長男に生まれ、双子の弟・継国縁壱(つぎくによりいち)がいる。鬼の襲撃を受けた際、弟に命を救われた岩勝は、その後鬼殺隊へ入隊し、初代の呼吸法剣士の一人となった。しかし、弟の力を超えることを強く望んだ彼は、やがて鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)のもとへ下り、鬼となる道を選ぶ。そして『黒死牟』と名を変え、上弦の壱にして、十二鬼月最強の鬼となったのである」と説明した。
その上で、「黒死牟は『月の呼吸』の使い手である。『月の呼吸』は『日の呼吸』から派生した呼吸法で、多彩かつ強力な斬撃を放つ技を使いこなす。例えば、『闇月・宵の宮(やみづき・よいのみや)』は一瞬で強力な斬撃を繰り出す技であり、『珠華ノ弄月(しゅかのろうげつ)』は刀を連続して振り大範囲を攻撃する技である。また『常夜孤月・無間(とこよこげつ・むけん)』は縦方向に無数の円弧斬撃を放つことができ、その破壊力は絶大である」と紹介した。
続けて、「黒死牟は鬼となったことで、常人をはるかに超える怪力と再生能力を手に入れた。また『透き通る世界』の能力も会得しており、この力によって相手の動きを予知し、攻撃を的確に回避した上で、敵の体内構造を見抜き弱点を的確に突くことができる。また、黒死牟は、折れることのない異形の刀『虚哭神去(きょこくかむさり)』を自在に操り、強力な戦闘を可能にしたほか、自らの肉体からも刀のような刃を生やすことができ、三日月状の斬撃を放つ恐るべき力を持つ。さらに、日輪刀で首を斬られた後も、強烈な生存への執念により首を再生させるという、鬼の弱点すら克服する驚異的な再生力を見せた」と述べた。
記事は、「鬼殺隊の柱たちとの戦いでは、黒死牟は圧倒的な強さを見せつけ、柱たちを苦境に追い込んだ。岩柱・悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)、風柱・不死川実弥(しなずがわさねみ)、霞柱・時透無一郎(ときとうむいちろう)ら複数の柱が共闘して、ようやく黒死牟を打ち倒すことに成功した。岩柱は9人の柱の中でも最強格で、鍛え上げた肉体を武器とする剛の者である。風柱は荒々しく勇猛な戦闘スタイルを持ち、特異な血液により鬼を酩酊状態へ追い込むことができる。そして霞柱は、わずか14歳にしてたった2力月で柱の座に上り詰めた天才であり、上弦の伍を単独で討伐した実績を持つ」と言及した。
その上で、「そんな柱たちですら、黒死牟との戦いでは大きな代償を払うこととなった。戦いの最中、霞柱は『透き通る世界』に覚醒し、黒死牟の回復速度を大幅に低下させることに成功した。最終的に黒死牟は、鬼殺隊の包囲攻撃を受ける中、自らの鬼化によって変貌した醜い姿を目の当たりにし、信念が崩壊したことで精神的に致命傷を負った。さらに鬼化の副作用で肉体が崩壊し始め、柱たちの総攻撃によってついに敗北することとなった」と説明した。
そして、「総じて黒死牟の実力は圧倒的であり、もしも複数の要素が偶然重ならなければ、柱であっても彼に勝つことは非常に困難だったと言える。その存在は、鬼殺隊の柱たちがどれほど強靭であり、いかにして人間を守ろうとしていたかを裏付けるものでもある。彼らは、人類を守るために己の命を懸け、黒死牟のような最強の敵と死闘を繰り広げたのである。その勇気と覚悟は、まさに称賛に値するものである」と論じた。(翻訳・編集/岩田)
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