カタール・ドーハで来月開催される「2025ITTF世界卓球選手権大会ファイナルズ　ドーハ」に中国男子の馬龍（マー・ロン）（36）と樊振東（ファン・ジェンドン）（28）、女子の陳夢（チェン・モン）（31）が出場しないことが分かり、中国のSNSで大きな話題となった。

この大会は5月17日から25日までの日程で開かれ、男子シングルス、女子シングルス、男子ダブルス、女子ダブルス、混合ダブルスの5種目が行われる。

中国メディアによると、中国卓球協会が21日に発表したエントリーリストには男子の王楚欽（ワン・チューチン）（24）、林詩棟（リン・シードン）（20）、女子の孫穎莎（スン・インシャー）（24）、王曼昱（ワン・マンユー）（26）らが名を連ねた。

同協会の選抜方法では「24年のパリ五輪で金メダルを獲得した選手は自動的にシングルス種目への出場資格を獲得できる」とされ、該当する馬龍ら3人は参加しないことを選んだという。（翻訳・編集/野谷）