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ドローン「翼竜」が青海省で人工降雨・降雪作業を順調に完了しました。
中国航空工業グループによると、中国が独自開発した人工気象改変に特化されたドローン「翼竜」が22日、中国北西部青海省の三江源地区(青蔵高原にある長江、黄河、瀾滄江の源流域)で人工降雨・降雪の作業を完了し、今年の三江源地区における生態保護を目的とした人工気象事業を正式に開始したとのことです。
今回の作業は連続5時間32分にわたり実施され、スタッフは気象衛星「風雲」や気象レーダーのデータを活用しながらリアルタイムで飛行ルートを調整しました。「翼竜」の高精度な作業により、対象区域と影響地域では、いずれも異なる程度の降雪が観測され、一部の観測地点では大雪となりました。
「翼竜」は、飛行航続距離が長く、大容量のペイロード、実用飛行高度が高いなどの特長を備え、「探知と散布の同時実施」方式で精密かつ効率的な人工気象操作を可能としています。2021年の初飛行以来、甘粛・青海両省の祁連山、貴州省西部、青蔵高原などで人工降雨・降雪作業や気象緊急支援任務を常態化し、複雑な気象条件や地理的制約を克服し、ドローンの防氷・除氷システムなど鍵となる技術の有効性を検証しました。(提供/CRI)
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