中国の著名サッカー評論家の董路（ドン・ルー）氏のSNS投稿が話題になっている。

21日に閉幕したサッカーの第52回モンテギュー国際大会（フランス）で、U-16（16歳以下）中国代表は4位、同日本代表は5位だった。

グループBの日本はイングランド（2-3）、ポルトガル（1-3）に連敗したもののメキシコに1-0で勝利し、1勝2敗でグループ3位に。グループA3位のカメルーンと5位決定戦を戦い、1-1からのPK戦（5-3）の末に勝利した。

一方、グループAの中国は初戦で開催国のフランスと0-0で引き分けると、カメルーン（1-0）と地元のU-17 VENDEE選抜（2-1）に勝利し、2勝1分でフランスに次ぐ2位に。グループB2位のメキシコとの3位決定戦には0-2で敗れた。

董氏は22日、この大会についてネット上に「日本1-0メキシコ、メキシコ2-0。だから日本3-0中国だ」と主張するコメントが出ていることを紹介した上で、「それならば私も一つ。中国0-0フランス、フランス5-1ポルトガル、ポルトガル3-1日本。だから、中国6-0日本（ということになるが？）」とつづり、単純なスコアの足し引きでチームの実力を語ることはできないと訴えた。

中国のネットユーザーからは「サッカーを知らないやつが多いよね」「あほらしいけど、その計算なら中国8-2日本だね」「それよりも中国1-0カメルーン、カメルーン1-1日本で、中国1-0日本でいいのでは？」「そのロジックで行くと、2022年のワールドカップ（W杯）でサウジアラビアはアルゼンチンに2-1で勝ち、26年大会の予選で中国はサウジと1-1で引き分けたから、中国2-1アルゼンチンってことになるな。中国がW杯チャンピオンだあ（棒）」といった声が上がった。

また、「こういうのはおばかさんの思考回路」「董兄さん、ばかにレベルを合わせたらだめだよ」「ばかとサッカーの話をするのは本当に大変だよね」「サッカー音痴でも、小2レベルの計算くらいはできるからな」「実力は実力、試合は試合です」といったコメントも寄せられている。（翻訳・編集/北田）