習近平を苦しめる「雨傘革命」、暴力や検閲など“常套手段”が通じない香港―英誌

Record China    2014年10月6日(月) 2時16分

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3日、BBC中文網は記事「中国政府は天安門事件以来の最大の挑戦に直面―英誌」を掲載した。武力による脅しやメディアやネットの検閲という常套手段が使えない中国は危機に立たされているという。写真は雨傘革命のマーク。

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2014年10月3日、BBC中文網は記事「中国政府は天安門事件以来の最大の挑戦に直面―英誌」を掲載した。

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英誌エコノミストは香港の「雨傘革命」に関する記事を掲載。1997年の香港復帰以来、中国政府の指導者にとっては最大の懸念となる“悪夢”であり、1989年の天安門事件以来となる中国の都市で起きた学生中心の民主的抗議活動だと評した。

香港の法体系は英国植民地時代のものが使われており、中国本土で採用されているような武力による脅しやメディアとネットの検閲といった強圧的な手段を使うことはできない。もし対策に失敗すれば中国にとっては大きな打撃になると同誌は指摘している。

また記事は、若き抗議者たちはたんに民主主義が失われていることに憤っているわけではないと指摘している。高学歴の中国本土人が続々と香港での仕事を求めて押しかけてきており、香港の学生の仕事を奪っていることも不満の要因だという。(翻訳・編集/KT)

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