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世界最大の全電気駆動式環境保全型分離可能カッターサクションしゅんせつ船「浚瀾」が22日、北京郊外にある官庁ダムの土砂除去試験工事で正式に稼働しました。
大手国有インフラ企業の中国交通建設傘下で天津に本部を置く中交天津航路局が独自に設計・開発した世界最大の全電気駆動式環境保全型分離可能カッターサクションしゅんせつ船「浚瀾」が22日、北京郊外にある官庁ダムの土砂除去試験工事で正式に稼働しました。この船が進水して使用されるのは今回が初めてです。中国疏浚協会が確認したところによると、「浚瀾」は現在、完成した全電気駆動式環境保全型分離可能カッターサクションしゅんせつ船として世界最大のものです。
「浚瀾」は周波数変換電力駆動のカッター式掘削システムとしゅんせつポンプ輸送システムを採用し、カッターヘッドの出力は600キロワット、最大しゅんせつ深度は25メートルです。1時間当たりの標準しゅんせつ量は2000立方メートルに達し、これは1時間に標準的なプール一つ分をしゅんせつすることに相当し、効率は従来装備の3倍に当たります。
この船には中国が独自に開発した新型しゅんせつポンプが搭載されており、水中ポンプと船内ポンプの「直列リレー」で、泥を一度に5キロ先まで迅速に運ぶことができます。また、この船は陸上電源を使用して、炭素排出ゼロを実現することができます。船がモジュール化された設計を採用し、「レゴ式組み立て」で水陸両用での利用も可能とのことです。(提供/CRI)
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