世界初の15万トンクラス大型養殖作業船が引き渡し―中国

人民網日本語版    2025年4月23日(水) 21時30分

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世界初の15万トンクラススマート漁業大型養殖作業船「国信1号2-1」が17日、中国船舶集団北海造船工場で引き渡された。

世界初の15万トンクラススマート漁業大型養殖作業船「国信1号2-1」が17日、中国船舶集団北海造船工場で引き渡され、運用を開始し、正式に「魯即漁養60617」と命名された。中央テレビニュースが伝えた。

「国信1号2-1」は世界初の10万トンクラス養殖作業船「国信1号」の改良型で、船上養殖モデルによりフウセイやトラウトサーモンなどの高級魚を養殖する。年間約3600トンの高品質な魚を生産できる設計となっている。

「国信1号2-1」の全長は244.9メートル、型幅は45メートル、構造喫水は15メートル、排水量は15万トン、養殖水体は10万立方メートル近く、15の標準養殖室、四つの環状プール、22の養殖試験池を備えている。

新世代の養殖作業船は漁業適性を中核設計原則とし、機能配置、養殖システム、新エネルギーの活用、情報統合などの分野で160件以上の技術的ブレークスルーと最適化イノベーションを実現。船舶の全体構成、漁業適性、安全性、作業精度が大幅に向上した。うちデジタル・スマート化応用による精度向上は大きなブレークスルーを達成し、稚魚の収容、成魚の捕獲、給餌、加工といった主要な生産工程がすべて機械化されている。船全体の機械化率は90%以上に達し、自動化レベルは45%向上した。養殖における意思決定のスマート化は30%に達し、人件費は20%削減された。これにより、生産性と経済効果が共に向上した。

「国信1号2-1」の引き渡しと運用開始は、中国の深海・遠洋養殖作業船産業が標準化・複製の新段階に突入したことを示している。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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