Record China 2014年10月6日(月) 7時0分
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4日、ロシアメディアは、中国人民解放軍軍事科学院政治委員の孫思敬上将の発言をもとに、「中国はロシアを盟友として、日米と戦う準備をしている」と伝えた。資料写真。
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2014年10月4日、ロシアメディアは、中国人民解放軍軍事科学院政治委員の孫思敬(スン・スージン)上将の発言をもとに、「中国はロシアを盟友として、日米と戦う準備をしている」と報じた。中国メディア・新浪軍事が伝えた。以下はその概要。
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孫上将は、先月放送された中国中央テレビ英語チャンネルの番組で、中国は軍事力増強を積極的に進めていることを強調した。孫上将のこの発言は「中国は手強い」と欧米諸国にアピールするためのものだ。中国の2014年の軍事予算は、前年比12.2%増の8000億元(約14兆3000億円)となった。中国は米国の主要な同盟国である日本の動きに注目している。日本の誤った歴史認識や右翼の台頭、憲法改正論は非常に危険なシグナルだ。
米国は西太平洋における中国海軍の活動に強い懸念と憂慮を抱いている。米メディアの報道によると、中国の潜水艦には中国本土から発射してもアラスカに着弾できるほどの長距離弾道ミサイルが搭載されているからだ。孫上将は「自国の海洋利益を守るためには、強大な艦隊が必要だ」と話す。「戦争を回避するために戦争準備をする」というのが孫上将の主張だ。
では中国はどの国と手を結んで脅威と戦うつもりなのか。孫上将はインタビューで、中国にとっての脅威のなかにロシアを含めていなかった。これが意味するのは、「ロシアはもはや中国の敵国ではなく、同盟国であり、共に戦うパートナーだ」ということだ。(翻訳・編集/本郷)
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