米国がベトナムへの武器禁輸解除、中国のメンツつぶす―香港メディア

Record China    2014年10月8日(水) 2時56分

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6日、米国政府は2日、ベトナムに対する武器輸出禁止措置を一部解除した。米国がベトナムに殺傷力のある武器を輸出するのは、ベトナム戦争終結の1975年以来、約40年ぶりとなる。写真は南シナ海。

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2014年10月6日、香港・中評社によると、米国政府は2日、ベトナムに対する武器輸出禁止措置を一部解除した。米国がベトナムに殺傷力のある武器を輸出するのは、ベトナム戦争終結の1975年以来、約40年ぶりとなる。

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米シンクタンクの外交政策協会は3日、南シナ海での中国による海洋石油採掘がベトナムとの対立激化のきっかけとなったと指摘。米国が南シナ海周辺での船舶航行の自由確保、小規模な衝突発生を防ぐため、ベトナムへの武器禁輸解除を迅速に決定したと説明。「中国のメンツをつぶした」としている。

中国による南シナ海での石油採掘に対し、ベトナムは当該水域が自国の専属経済区と主張。6月中旬に中国が採掘プラットフォームを撤去するまで、両国は一触即発の状態にあった。

米国はベトナムに輸出する武器の名称、時期などの詳細を一切明らかにしていない。米国側は「売却する武器についてはその都度協議する」と説明。一方で、ベトナムの所有する武器はロシア製の旧式が多く「米国が今から輸出を始めても間に合わない」との声も出ているが、中国には一定の影響力を持つものとみられている。(翻訳・編集/AA)

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