兵馬俑でゴミのポイ捨て多数、観光客のマナーに批判集中―陝西省西安市

Record China    2014年10月7日(火) 18時2分

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6日、中国で建国記念日の大型連休が終盤を迎える中、観光スポットでのマナーの悪さに批判が集まっている。世界遺産の「兵馬俑(へいばよう)」でもゴミがポイ捨てされているという。写真は兵馬俑に押し寄せる観光客。

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2014年10月6日、陝西新聞網によると、中国で国慶節(建国記念日)の大型連休中、陝西省の代表的な遺跡で観光スポットにもなっている「兵馬俑(へいばよう)」で、観光客のごみのポイ捨てが問題になっている。

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1〜5日に兵馬俑を訪れた観光客は32万人にも上ったが、中国版ツイッター“微博”(ウェイボー)に書き込まれた情報によると、「観光客がところ構わず空のペットボトルを捨て、兵馬俑の坑内にもいくつも転がっていた」という。書き込んだネットユーザーは、「秦の始皇帝陵の一部として世界遺産に登録されているのに、親は子どもがゴミを投げ捨てるのを叱りもしない」と嘆く。

別のあるユーザーは「こうしたマナーの悪い観光客をどう罰するべきか、秦の始皇帝は分かっただろうか」と書き込み、また別のユーザーは「ゴミをポイ捨てした人を見せしめとして一日坑内に立たせればいい」と書き込んだ。

関係者によると、こうしたゴミのポイ捨ては観光シーズンになると増えるものの、普段から少なくなく、毎日2回は坑内のゴミ拾いを行っているという。関係者は「貴重な文化財を後世に残せるよう、大切にしてほしい」と話している。(翻訳・編集/岡田)

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