仁川アジア大会は“半分成功”、原因は「責任のなすり合い」=平昌五輪開催へ暗雲―韓国紙

Record China    2014年10月7日(火) 17時38分

拡大

7日、新華網によると、4日に閉幕した仁川アジア大会でさまざまな問題が起きたことについて、韓国メディアから2018年の平昌五輪の開催を懸念する声が挙がっている。写真は仁川アジア大会のキャラクター。

(1 / 2 枚)

2014年10月7日、新華網によると、4日に閉幕した仁川アジア大会でさまざまな問題が起きたことについて、韓国メディアから2018年の平昌五輪の開催を懸念する声が挙がっている。

その他の写真

韓国・朝鮮日報は、仁川アジア大会について「運営管理の面でさまざまな非難を浴びたことにより、“成功”は5割引きとなった」と伝えた。

報道では、交通や宿泊施設に問題が起きたことや、チケットの売れ行きが落ち込み、人気競技以外はスタンドがガラガラだったことを指摘。その理由として、大会の予算が少なかったことともに、仁川市長がたびたび変わったことを挙げた。「仁川市長は、アジア大会開催の立候補時、準備期間、大会期間ですべて違う人物だった。これにより、大会組織委員会との意思疎通がうまくいかなくなった。責任の所在も不明瞭で、問題が起きると互いに責任を押し付け合った」としている。

朝鮮日報は、「韓国は過去に五輪やアジア大会を開催したことがあるが、大きな国際大会を開催する経験と能力は増しているどころか減ってさえいる」と指摘。「平昌五輪開催には、仁川アジア大会の反省と改善が必須」とした。さらに、「平昌五輪の準備作業にも懸念がある。本番まで3年5カ月しかないが、スケート競技の会場は着工すらしていない」と憂慮を示している。(翻訳・編集/TK)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携