円安ドル高、韓国輸出産業に大打撃「競争力失われる」―韓国メディア

Record China    2014年10月9日(木) 12時35分

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8日、円安ドル高傾向が韓国経済に打撃を与えている。韓国金融市場からは外貨が急速な勢いで流出し、株価とウォン相場にも影響している。このまま円安が続くようであれば、韓国企業の輸出競争力が失われる恐れもある。写真は釜山港。

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2014年10月8日、韓国・亜州経済によると、円安ドル高傾向が韓国経済に打撃を与えている。韓国金融市場からは外貨が急速な勢いで流出し、株価とウォン相場にも影響している。このまま円安が続くようであれば、韓国企業の輸出競争力が失われる恐れもある。中国新聞(電子版)が伝えた。

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ドル高は韓国の株価と為替レートに大きな打撃となっている。韓国金融センターの情報によると、9月26日から10月2日の韓国総合株価指数(KOSPI)は2.75ポイント下落した。今年4月以降、外国人投資家による売りが買いを上回っている。韓国の外為市場も少なからぬ衝撃を受けており、6日のウォン相場は1ドル=1074.9ウォン。前月22日に比べて20ウォン以上も上昇した。

円安の長期化も韓国の対日輸出に影響を与えている。韓国貿易協会国際貿易研究院がこのほど発表した報告書によると、韓国の対日輸出は円安が始まった12年以降減少が続いている。12、13年はそれぞれ前年比2.2%、10.7%減った。今年8月までも4.3%の減少だった。同院では「今後円安が続くようなら、韓国政府はウォンと円の直接取引も検討する必要がある」としている。(翻訳・編集/AA)

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