抗日ドラマに大きな変化、「アイドルドラマ化」「性描写」で海外メディアも注目―中国

Record China    2014年10月9日(木) 11時10分

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8日、中国で放送される抗日ドラマについて、視聴者のニーズに合わせアイドルを起用したり、性描写を含むなど、大きな様変わりを見せている。写真はドラマ「向着炮火前進」より。

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2014年10月8日、中国で放送される抗日ドラマについて、視聴者のニーズに合わせてアイドルを起用したり、性描写を含むなど、大きな様変わりを見せている。新浪が伝えた。

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手りゅう弾で飛行機を落としたり、素手で日本兵を真っ二つにするなど、突拍子もない内容が話題になってきた抗日ドラマ。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)はこのほど、「抗日ドラマが『性描写が過激すぎる』との原因で、中国メディアの攻撃を受けている」との内容を掲載。北京日報では、「ハンサムな俳優を主人公に起用して、カッコよく振る舞うシーンを強調し、アイドルドラマ化している」と指摘している。抗日ドラマが、ここにきて様変わりを見せていることがよく分かる。

抗日ドラマ「向着炮火前進」では、主人公である匪賊のボス役に人気俳優を起用。劇中では革ジャンを着込み、美女兵士を乗せてバイクで疾走。現代を舞台にしたドラマかと勘違いするほどだ。同じく「新雪豹」では、美人女優の演じる女性兵士たちが、硝煙の中をくぐり抜けたにも関わらず、メークはそのまま。まさにアイドルドラマ化している。

少し前の抗日ドラマは、重苦しい内容ばかりだったが、近年では若年層の視聴者に見向きもされず。現在、インターネット上でドラマを視聴する人口が急増していることから、制作関係者も「アイドルドラマ化はやむを得ぬ方法」と語っている。(翻訳・編集/Mathilda

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