2014年10月9日、香港の民主派による抗議活動について、アクションスターのジャッキー・チェンが初めて、中国版ツイッターでコメントを発表。ネットユーザーからは反発の声も多い。文匯報が伝えた。

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民主的な行政長官選挙を求める抗議活動が香港で続いている。9日、沈黙を守っていたジャッキー・チェンが中国版ツイッターでコメントを発表した。

「新聞で見たが、香港の経済的損失は非常に大きく、大変なことだ。香港人は誰もが、香港を愛し、良くなるよう望んでいると信じる。香港の美しい未来には、全ての人の支持と努力が必要だ。『国家』の歌詞でも、『強い国があってこそ、富裕な家がある』とされている。みんなで共に努力し、理性を取り戻し、未来に向かおう。われわれの国を愛し、香港を愛そう」

このメッセージについて、約4時間で4万5000人を超えるネットユーザーが「いいね」としている。しかし、香港や台湾のネットユーザーからは、愛国ソングの歌詞を取り入れたこのメッセージに対し、反発する意見が多い。これらの声を見ると、「民主問題よりカネの話かよ」「愛国を語る前に、息子を何とかしろ」「こうやって中国をヨイショしていれば、息子も減刑されるよね」「さすがは中国の政協委員」などとなっている。（翻訳・編集/Mathilda）